今年9回目のエナミ塾スペシャルを行いました。多くのご参加ありがとうございました。メインは今回もエナミがおこないました。
Contents
エナミ塾スペシャルvol.09
2015.10.31(土)近江八幡運動公園・体育館
参加者
- 小学生 12名
- 中学生 14名
- 一 般 3名
- アドバイザー 7名、吉田さん、塚本さん、守岡さん、宗定さん、安達さん、小倉さん、中村さん
- メインアドバイザー 江南
メニュー
- ウォーミングアップ
- コーディネーショントレーニング
- グリップテープ巻き替え講座
- ミズノ試打ラケットの試打会
- ストローク
- サーブ
1,ウォーミングアップ
単に身体を温めるだけ、単に走るだけではもったいない。パワーポジションの説明、足の裏の使い方や歩き方、走り方などによって使う場所が違う事をしってもらい意識してもらいながらのウォーミングアップです。
クロスオーバーステップ、サイドステップ、後向き走りなどをそれぞれ説明を交えながら行いました。普段当たり前に歩いたり走ったりしてると思いますが、説明されて意識し始めるとぎこちなくなるんですね。スポーツの動きは「歩く・走る」の応用で色々な動きを一度に行ったり、動作の連続。「応用」です。複雑な動きを瞬時に行うために普段から意識して使ったり、動くようにするとスポーツをした時に無意識に動けて人よりも活躍できるかもしれませんね(^^)
2,コーディネーショントレーニング
運動神経のトレーニングの重要性を知ってもらいたく火曜日練習、土曜日練習の僕の仕切りの際は必ずやるようにしています。「意識する」という行動もそうですが、コーディネーショントレーニングをやるのとやらないのとでは、してない人に比べて身体の使い方が上手くなると思います。ということは、今現在自分よりも上手い人に近付けるかもしれないし追い越せるかもしれない。
難しいかもしれないですが、スポーツをする上での連続的な動きを説明を交えながらやることで子供でも頑張って理解しようとしてくれてやろうとしてくれると思います。ソフトテニスを上手くなるための練習会ですが、ボールを打つ以前の動きが洗練されることでもっともっとボールが打ちやすくなったり、いい音が鳴ったり、いいボールが飛んで行ったりと「結果」がよくなると思います。
本来は遊びの中で自然に身体に染みこんでいく動きなので家でもゲーム感覚で楽しみながら行えるといいですね(^^)
3,グリップテープ巻き替え講座です。
初の試みです。WINNER近江八幡店さんとの会話の中でふと出てきたのが「グリップを購入してお店で巻いてもらう人が多い」というのが気になりやってみました。
意図としては自分でも巻ける知識があればもっとラケットに愛着がわくのでは。というところからです。自分で巻けると手にフィットするように巻き直しながら巻いてみたり、表が汚くなって交換時期だとしても裏側はまだ使えそう、って時に巻き直せます。エコですね。
オーバーグリップを使う理由、元グリップとの違い、巻き方の説明、前衛と後衛で巻き方が違ったりする、テープの方から巻き始める、テープじゃ無い方から巻き始めるなど説明しながらあーでもないこーでもないといいながらおこないました。最初上手く巻けずイライラしたりする場面もあったけどそんなもの最初だけなんで何回も何回も巻いてるうちに、上手く巻けるようになります(^^)
ラケットと身体が唯一触れる場所です。滑りにくくて握りやすい方がいいですよね。車でいうところのタイヤみたいなもんだと思います。結構重要なパーツなのでこまめにメンテナンスしてあげましょう。
参加者30名中9割の方がグリップテープ(GOSEN)を購入され(参加費1000円、テープ不要900円で行いました)、10名程の小中学生とお母様、お父様が参加くださいました。ありがとうございました。
難しそうにしてたのは、巻き始めの1周目の重なる所と最後のハサミで切る所ですかね(^^)
4,ミズノソフトテニスラケットの試打会
グリップテープ巻き替え講座を行っている間に、WINNER近江八幡店さんにお願いしてお借りしたミズノラケットの試打会を行いました。
新作ラケット、Z-zero counterなど現行ラケットを使っての乱打などフリータイムとしました。練習参加者の皆さんも、アドバイザーの皆さんもアレコレ試しながら打ってたようで満足していたようです。次はヨネックスラケット用意する予定です。タイミング的に80Sもありそうですね。
↑ラケットについて少し説明しております。
5,ストローク練習
基本的な打点、「準備」の仕方、などをフォアとバック。
これ結構、初心者の最初の練習メニューでNGフォームが固まってしまって癖になってしまってるんじゃないかな?って方が多いように思います。例えば「手落としストローク」この時点でのボールとの前後左右の距離が間違ってると次に指摘されるまでずーっとソコで打ってしまうと思うんです。しかも初心者相手なんで上級生たちが「お~、うまいうまい(^^♪」と言ってしまっているのでは。身体の前で打ってしまう事で肘が後ろに残ったり、手首が伸びていたり。(手首はテイクバックからインパクトまで90度にロックされたようなイメージです。)そこで子供達は「よくない」フォームで試行錯誤してソフトテニス生活を送ってしまうのです。
実際のプレー中に「手落とし」のような球が来ることはありません。ほとんどの場合、ボールは向かってきます。ノーバウンドでもバウンドしてからも。なので手落としを説明なしで多くやってるとどうしてもバウンド後のイメージができずに「落下点」に入り込んでしまって振り遅れが生じたりいるように思えます。
バックストロークはフォアより簡単。打点を説明してテイクバックがどうなってるか毎回確認する。など説明しました。とある中学一年生に聞きました。「バックってどうやって教えてもらってるん?」そしたら中学生「ラケット引いてこの辺で当てる」って言われてます。なんて難しい説明。それでできるようになる子たちにセンスがあります。
バックが嫌いな理由は、フォアに比べて練習量が少ない、から当然出来ない。苦手。キライ。と。「バックで打つよりフォアで回りこめ!」とよく聞きますね。バックの教え方がわからないからメニューに入れない。というのが大きな要因なのかな。僕も「バックで打つな回りこめ!」って言われてた気がします。
軟式でもシングルスが全年齢でスタートした今、バックの打ち方が判らないのは・・・致命的ですよね。
6,サーブ練習
まずはフットフォルトをしないようにラインに近い方の足、右利きなら左足、左利きなら右足は出来るだけ動かさないように。下がりながら打たない。高いところでインパクト。入らない弾丸サーブは不要。インパクト後、コート内に入るように動作を終える。
小学生から大人(凄く上手い方)でもフットフォルトしてる方って本当に多いです。正式なルールなのに審判も取らない。取り方がわからない。取るのが面倒。取ると面倒。など色々聞きます。取られないから取られるまでフットフォルトするって考え方より、最初から「取られないように」覚えたらいいのに。と思います。いざ取られたらそのあともフットフォルトしますよ。癖ですから。とある大人プレーヤーに指摘した所「みんなしてるじゃないですか、それならフットフォルト用のセンサーつけてください。」、ほかの意見としては「この大会フットフォルトとるんですか!?」と発言された事があります。
不思議でしょ。ルールなのに。
長くなりましたm(__)m
フットフォルトっていうのは打ち方によって自分では確認出来ないので周りの人達に見てもらって指摘してもらうといいと思います(^^)
ボールとラケットが当たるまでにベースラインを踏んでいればフットフォルトです。フットフォルトはフォルトです。セカンドサーブでフットフォルトするとダブルフォルトです。
取り方:インパクト直前までは見れません。サーブ動作に入ってフォワードスイングあたりまでの動作で「明らかに」踏んでるのだけ取ればいいと思います。(空中はOKです)微妙なやつは踏んでないでいいと思います。踏んでる人はたいていトス後すぐ踏みます。最悪、最初から踏んでます。
年内ラストはヨネックススペシャルを「予定」
今年から「エナミ塾スペシャル」と銘打ってスタートした練習会も9回を迎えました。(過去のスペシャルは各記事をご覧ください。)2015年はあと1回開催する予定でいます。WINNER近江八幡店さんを通じて以前お世話になったヨネックスの川口さんに予定調整をお願いしております(^^♪
お楽しみに。
注意:予定が合わない可能性もあります。ご了承ください。
それではまた次回沢山の参加をお待ちしております(^^
撮影:ヤマモトマコト
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